
付録 B:FX トラックのパラメーター B-1
付録 B:FX トラックのパラメーター
この付録では、FX トラックのパラメーターをそれぞれ 1 ページずつ説明します。
ディレイ
TIM( ディレイタイム ) : ディレイタイムを設定します。現在の BPM に相
対的で、
128 分音符のノート単位で測定されます。例えば 32 の設定は、1
ビートのディレイです(4 つの 16分音符のノート )。範囲は 1 から 128 です。
X( ピンポン ) : ディレイ信号のステレオフィールドでの動作をコントロー
ルします。
• 0 を設定すると、ディレイ信号をステレオフィールドに手動で配
置できます。
WID パラメーターは、位置をコントロールします。
• 1 を設定すると、ディレイ信号の左右のパン位置を変更します。
WID パラメーターは、パンの量をコントロールします。
WID( ステレオ幅 ) : ステレオ幅またはディレイ信号の位置をコ
ントロールします。ノブは双方向に回転します。範囲は
-64 から
+63 です。
FDB(フィードバック) :ディレイ入力にフィードバックされるディレイ出
力の量をコントロールします。大きな値を設定すると、ディレイ信号は無
限大になる、あるいは膨張する場合があります。フィードバックを増加さ
せると、信号が非常に大きくなることに注意してください。
DISTORTIONページの DOVパラメーターがフィードバックを増加させ
る場合があります。聴き難いサウンドを聴きやすくします。
範囲は 0 から
198 です。
HPF(HP フィルター ) : ディレイ信号のハイパスフィルターをコントロー
ルします。範囲は
0 から 127 です。
L
PF(LP フィルター) : ディレイ信号のローパスフィルターをコントロー
ルします。範囲は
0 から 127 です。
REV(リバーブセンド) :リバーブに送信されるディレイ出力の量をコント
ロールします。範囲は
0 から 127 です。
VOL( ミックスボリューム ) : ディレイ出力信号のボリュームを調節しま
す。
DISTORTION ページの DEL パラメーターの設定に応じて、出力は、
ディストーションエフェクトとコンプレッサーエフェクトの前後にルー
ティングされます。範囲は
0 から 127 です。
ディレイ
ディレイセンドエフェクトは、入力信号を複製して、時間内にディレイを生成してから、元の信号に再結合します。ディレイ信号の
ステレオフィールドでのピンポン、フィードバック、フィルターにも使用されます。
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